Photo by Takayuki Monma

その他

北海道の自然 第41号 会員通信 自然-自ずからなるもの- 石田昭夫著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

その他

北海道の自然 第41号 礼文島ウエンナイ歩道工事に関わる自然回復検討会 佐藤謙著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:二〇〇〇年に行われた礼文島ウエンナイ歩道工事は、大きな自然破壊であった。その直後、当協会は工事を許可した環境省に対してそれを批判する意見・質問書を提出したところ、礼文町に「自然回復検討会」が設けられ、筆者も要請され参加することになった。亜高山ないし高山的環境下での自然回復にはかなりの困難があるので、この検討会における結論はもちろんのこと、審議の過程で提示された種々の観点をまとめてみた。

資料提供元:北海道自然保護協会

その他

北海道の自然 第41号 渡島半島のヒグマ春季管理捕獲について~道の対策チームに聞く~ 編集部著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:①捕獲は四頭(雄一、雌三)で、歯止めである実施方針の上限を大幅に下回った。雪解けが異常に早かったことが大きく影響したが、ほかにいくつかの課題も明らかになった。②とりわけ、ハンターの減少・高齢化により、
実際にヒグマ対策にあたる従事者不足が深刻な問題であることが、あらためて浮き彫りにされた。③総合的対策を進めるために、地元の意識変化を促す施策の充実、さらに世論の盛り上がりが期待される。

資料提供元:北海道自然保護協会

その他

北海道の自然 第41号 第9回・夏休み自然観察記録コンクール・入賞者名簿と講評 伊達佐重著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

ニュースレター・会報

要望書・提言書

北海道自然保護協会会報 118号

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:ちょっとひとこと―理性と感性のはざま。北海道知事が日高横断道路「凍結」を表明―皆様のご支援、ありがとうございました―。日高横断道路と政策評価の課題。いま改めて、日高山脈の自然に関する総合調査が必要である。北海道各地のニュース。あらかると。活動日誌、要望書など。お知らせコーナー。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第41号 日高横断道路の建設は「凍結」に 激動の一年を振り返る 俵浩三著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:三年前に再開した日高同横断道路の反対運動は、当協会と知事との文書による質疑応答の繰り返しにより、しだいに問題点がしぼられ、ついに知事が説明できなくなるところまで追いつめました。それと並行し多くの自然保護団体などが連携して、日高横断道路反対運動の強化と、世論の盛り上げに努力しました。
その一方では、財政事情の悪化、行政改革が追い風となり、6月に知事が「中止も視野に入れた見直し」を表明、事態は急展開しました。以来、賛否双方の動きが活発化する中で、北海道の「特定政策評価」の審議が行われ、2003年1月末、旦局横断道路は「当分、新規の工事は行わない」という結論が出て、知事の最終判断を待つ段階に至っています。まだ北海道開発局の再評価が残されているなど、不透明な部分がありますが、現在進行中の日高横断道路建設は、「凍結」(事実上の中止)の方向がほぼ明確になりました。会員の皆様をはじめ、多くの方々のご協力のお陰と感謝いたします。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第41号 市民による日高横断道路「時のアセス」 小島望著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:2002年12月2日に発表した「市民による日高横断道路『時のアセス」」は、おもに「開発道路としての問題点」、「日高の自然」、「自然と人との関わり」、「法律から見た日高横断道路」を内容として、独自に再評価したアセスメント報告書である。日高横断道路(道道静内中札内線)は、社会、自然、文化、財政、法律など多様な視点から幅広い再評価を試みた結果、建設は中止すべきであるとの結論が得られた。
本書を作成するに当たって、事業者である北海道や国土交通省が行なってきたアセスの問題点等を明らかにすること、本来であれば幅広い見地から再評価されるべきであるのでその際に重要な論点を提示すること、道路の代替案や日高山脈の自然に関する将来について今後の展望を盛り込んだ提案を示すこと、に主眼をおいた。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第41号 日高横断道路問題とアセスメント-参加型アセスメントを求めて- 高畑滋著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:日高横断道路問題を検討するのにいろいろな視点があるが、「止めよう日高横断道路」全国連絡会では、北海道政策評価条例に基づく政策評価によって建設中止となることを期待して、評価対案として「市民による時のアセス」をまとめるなどの運動を展開した。本稿では原生自然地域を通る自動車道路建設は、北海道環境影響評価条例と北海道政策評価条例とによって再評価されることが重要なので、その審議経過を整理し考察を加えた。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第41号 北海道北部における「国道40号音威子府バイパス」事業の現状と考察 池上佳志著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:「音威子府バイパス」は、北海道北部の音威子府村-中川町間にある北海道大学中川研究林を主な対象として進められている。バイパス事業および関連する取り組みの概要と進捗について、また中川研究林において自然環境とバイパス計画に対応して実施されている自然環境調査について紹介する。これらの状況を踏まえ、筆者は次のような複数の視点からバイパス計画および関連する取り組みについて考察する。⑴地元住民としての視点、⑵教育・研究フィールドの管理者としての視点、⑶環境保全・自然保護を求める自然科学者としての視点、⑷大規模野外実験を期待する研究者としての視点、⑸環境教育者としての視点、⑹環境計画の研究者としての視点。これらの考察を通して、公共事業の役割、戦略的環境アセスメントの必要性、地域における合意形成過程、意志決定における基礎資料と基準の記録の重要性について言及する。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第41号 「自然再生推進法」の"試金石"「釧路湿原再生事業」の正体 小島望著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2003年3月15日

内容:二〇〇二年の臨時国会で成立した「自然再生推進法」について検討するため、その"試金石"と呼ばれた「釧路湿原再生事業」の検証を試みた。問題として、省庁間の壁に阻まれて首尾一貫した事業ができていないという矛盾、市民参加のあり方の認識不足、公共事業的発想からの脱却ができていないといった点を指摘した。これらの釧路再生事業の実情からは、「自然再生推進法」が、自然環境を取り戻すための実効性ある方策づくりに結びつかないことが示唆された。

資料提供元:北海道自然保護協会

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