Photo by Takayuki Monma

その他

北海道の自然 第49号 第17回夏休み自然観察記録コンクール 伊達佐重著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

その他

北海道の自然 第49号 詩「三びきのエゾリス」・「サスケの子守唄」 大久保フヨ著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

書籍

北海道の自然 第49号 感激する図書、『生命樹』 佐藤謙著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

書籍

北海道の自然 第49号 『カラスの自然史-系統から遊び行動まで』 竹中万紀子著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第49号 石狩海岸の風力発電事業は、その貴重な自然を破壊するだけではなく、北海道の自然環境保全行政の基本を無視する二重の暴挙である 佐藤謙著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第49号 総説:石狩海岸からみる日本の砂浜海岸の諸問題 松島肇著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:日本の海岸線は長い間人々の関心の外に置かれてきた。その結果、砂浜とマツ林で構成される「白砂青松」の風景こそが日本の自然海岸の姿、という刷り込みがなされ、結果、砂浜の背後で失われてきた多くのものに気付くことができなかった。しかし、石狩海岸は日本の多くの海岸で失われた後背地まで自然状態で残されている貴重な自然海岸である。しかも、札幌のような大都市近郊にありながら、本来の砂浜海岸の姿を有する海岸は日本全国、他では見られない環境である。残念ながら、日本の海岸環境に対する意識の低さを反映し、石狩海岸は現状では特に保護の網はかけられておらず、その環境はレクリエーション利用や開発、海岸侵食により失われる一方である。多くの人々が日本の砂浜海岸の現状を正確に認識し、その保全に向けた話し合いを始めるべき時がきたといえる。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第49号 海面の変化と石狩平野の生い立ち 嵯峨山 積著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:石狩平野の地下には約2万年前から現在まで堆積した沖積層が存在し、その形成には気候の温暖・寒冷に伴う海面の変動が大きな影響を及ぼしている。約2万年前の海面は現在より100m前後も低く、一40mであった約1万年前から約6千年前までの海進は縄文海進と呼ばれている。紅葉山砂丘の形成は約6千年前の海面の高頂期直後、石狩砂丘の形成は擦文時代から始まり現在も続いている。これら2つの砂丘に挟まれた花畔低地には、浅い海で形成された砂堤堆積物が分布している。沖積層中に含まれる珪藻を調べた結果、高頂期の海水流入により東西30km、南北20kmの汽水湖(古石狩湖)が石狩平野に広がっていた。紅葉山砂丘下に分布する砂礫層は手稲山地と石狩丘陵から供給され、外洋と内陸を隔てるバリアとして汽水湖の形成に寄与した。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第49号 石狩海岸の最近の侵食および堆積の状況 濱田誠一著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:北海道小樽市銭函から石狩市無煙浜に至る約28kmの砂浜海岸について、空中写真判読と現地測量をもとに近年の侵食・堆積状況を調査した。その結果、1940年代から1960年代には、海岸のほぼ全域に堆積傾向が見られたものの、1980年代にかけては堆積傾向が弱まり、1980年代以降は侵食傾向が見られた。小樽市側の砂浜は石狩市側より侵食が顕著であり、大浜周辺や新川河口周辺は長期間侵食の傾向が続いている。さらに1990年代以降は、それまで堆積傾向であった石狩市側の砂浜も侵食傾向に転じた。明治期から延伸が確認できる石狩川河口部の砂噴先端部の面積は、1960年頃をピークに減少に転じ、1990年代以降さらに侵食が進んだ。砂嚇先端の浜崖は、1970年代以降約5m/年のペースで後退している。また空中写真には砂丘域を無秩序に走行するオフロード車の走行跡の増加が見られ、石狩海岸は砂の供給不足による海岸侵食とオフロード車による砂丘破壊の両面により荒廃が進んでいる。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第49号 小樽市銭函海岸新川河口地区の昆虫 山本亜生著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:小樽市総合博物館が2004年から継続している銭函海岸(新川河口地区)における昆虫相調査から、これまでに確認された昆虫について概説する。新川河口地区には石狩砂丘の中でも比較的良い状態の砂浜海岸の生態系が残存しており、海岸・草原・湿原・海岸林といったさまざまな生息環境に対応した多様な昆虫が生息している。一方、海岸線の侵食・車両の乗り入れ・廃棄物の投棄・大規模な開発といった、この地域の生物相を大きく変えかねない脅威も迫りつつある。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第49号 石狩浜海岸草原のマルハナバチ類に何が起きているか 西川洋子著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2011年3月1日

内容:石狩浜の海岸草原では、様々な植物の花が季節に応じて入れ替わりながら、途切れることなく咲き続ける。エゾオオマルハナバチやハイイロマルハナバチはこれらの花の蜜や花粉を餌として利用しながら、花から花へ花粉を運ぶ送粉者の役割を担ってきた。近年、外来種セイヨウオオマルハナバチが侵入し、その数は年々増加している。そのため、ハマナスやハマエンドウではセイヨウオオマルハナバチの訪花頻度が高まり、在来マルハナバチの訪花頻度が低下した。とりわけ、大量の花粉をつくり、利用しやすい花の形をしたハマナスでは、マルハナバチの訪花数の7割をセイヨウオオマルハナバチが占めている地域もあった。このような訪花パターンの変化が、ただちに植物の種子生産にマイナスの影響を与えるわけではない。しかし、セイヨウオオマルハナバチの増加は、周辺の開発や内陸植物の増加による植生の変化などとあいまって、在来マルハナバチの生息環境を悪化させる。

資料提供元:北海道自然保護協会

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