Photo by Takayuki Monma

その他

北海道の自然 第53号 昨年の秋 去石信一著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

その他

北海道の自然 第53号 美幌町駒生川手作り魚道の取り組み 枝澤則行著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

その他

北海道の自然 第53号 第21回夏休み自然観察記録コンクール 横山武彦著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

その他

北海道の自然 第53号 「北海道」の天然記念物」タンチョウ 百瀬邦和著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

その他

北海道の自然 第53号 知っているようで知らないヤドリギの話 山崎真実著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

意見書・提言書

北海道の自然 第53号 伊達市谷藤川渓谷の渓谷美と植物からみた希少性 木村益巳著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:NPO法人地域自然活動センター森・水・人ネットの紹介を簡単に行い、現在当NPO法人が保存活動を行っている希少植物と渓谷美が認められる伊達市谷藤川渓谷が、採石事業によって悪影響を及ぼされる状況を報告する。また、NPO法人が行った谷藤川渓谷の植物に関する調査結果を示し、谷藤川渓谷が自然保護の上から重要な地域であることを述べる。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第53号 北海道の湿原とはどういう湿原か 矢部和夫著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:北海道の泥炭地湿原では、湿原表面の隆起に伴い、高生産性のフェンから、低生産性のボッグへと植生遷移が進行する。北欧ではリッチフェン、プアフェンとボッグの3つに分類している。日本では地質の違いで典型的なリッチフェンが分布せず、またリッチフェンとプアフェンを分類できる研究段階にいたっていない。そこで現段階では、湿原をフェンとボッグに分け、プアフェンはボッグに含めることを提唱する。低地の湿原植生には地理的変異があり、道北や日本海側ではボッグが発達し、太平洋側ではフェンとハンノキ湿地林が広がっている。また、湿原表面のミズゴケハンモックは道北と日本海側では低平で、太平洋岸では西部で中形であり、東部で著しく隆起する。夏季の蒸発散量の高い日本海側では乾燥のためにミズゴケの成長可能域が水面近くに限定されるため、ハンモックは高くなれない。多雪な日本海側では毎冬ハンモックが雪圧でつぶされて低くなり、その後水面に近づくことで水分条件の良くなったミズゴケは、上限の水深まで伸長成長することで高い生産を示す。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第53号 北海道のラムサール条約登録湿地の現状と課題 牛山克己著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:北海道には13か所のラムサール条約登録湿地があり、関係自治体やNGOを中心にその保全管理や普及啓発を行っている。しかし、それぞれの活動は各々の発意と力量に依存しており、湿地に関わる多様な個人や団体との連携、そのための指針となる湿地の管理計画の策定、また、環境に関わる深刻な課題への対策についてもそれぞれの湿地で対応が分かれ、必ずしも十分な成果が得られていない。その背景には、登録湿地としての責務や役割分担が明確にされていないことがあげられ、今後は湿地の保全とワイズユーズ(賢明な利用)を確実に実地するための体系的なシステムや協働体制の構築が必要と考えられる。一方で、道内登録湿地の連携などの協働取り組みや、道内各地における市民レベルの湿地保全活動は着実に成果を上げている。ラムサール条約をツールとし、湿地の多様な価値を多くの人々が認識し、共有することができれば、北海道の湿地の保全とワイズユーズを大いに推進できると考える。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第53号 勇払原野、ウトナイ湖の鳥たち 中村聡著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:多様な自然環境が残る勇払原野には、絶滅のおそれのある種を含む多くの鳥類が生息している。その一角にあるウトナイ湖は、とくに水鳥の渡来地として知られており、日本野鳥の会が1981年に日本で初めてのサンクチュアリとして指定し、その後、1982年に国指定鳥獣保護区(特別保護地区)、1991年にはラムサール条約湿地となった。サンクチュアリの中心施設、ネイチャーセンターが開設されてからこれまで、レンジャーは約30年間にわたって鳥類調査を行ない、その結果、以下を含め、多くのことが明らかになった。①鳥類は268種が記録され、これは日本鳥類目録(日本鳥学会2012)にある633種の約42%である、②その大半は渡りをする鳥類である、③ウトナイ湖で確認されるマガンの個体数が年々増加している、④サンクチュアリ内では、シマアオジやアカモズが姿を消し、また、草原や湿原に生息する鳥類の観察頻度が減少し、代わって森林性の鳥類の観察頻度が増加した。勇払原野、そしてウトナイ湖は工業地帯に位置しながら、鳥類の重要な生息地でもある。当会ウトナイ湖サンクチュアリでは、今後もこの貴重で豊かな自然環境の保全に向け、調査等の活動を進めていく。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第53号 サロベツの自然と地域で広がるNPO活動 嶋崎暁啓著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2015年3月10日

内容:北海道北部のサロベツ湿原は、面積約6,700haを誇る国内第3位の湿原である。利尻礼文サロベツ国立公園に指定され、ラムサール条約に登録されるなど、優れた自然環境を有するが、戦後の農地開拓を経て面積は半分以下に減少し、現在も湿原周辺に掘られた水路から地下水が流出することで乾燥化が進行するなど、大きな問題となっている。そのため、2005年に上サロベツ自然再生協議会が設立され、地域住民や関係機関の協働により「湿原と農業の共生」を目指す自然再生事業が始まった。NPO法人サロベツ・エコ・ネットワークは、サロベツの豊かな自然を次世代に引き継ぐことを目的に2004年に設立され、環境保全・環境教育・地域づくりを柱とした活動を展開している。サロベツ湿原センターを拠点に、国立公園の自然を守り、魅力を伝える活動をはじめ、自然再生の普及、地域資源を活かしたツアーなどを通じて、地域の活性化にも寄与している。

資料提供元:北海道自然保護協会

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