Photo by Takayuki Monma

論文・論説

北海道の自然 第54号 防風林のはたす生態系サービスと人々の生活 紺野康夫・柳川久・辻修著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2016年2月25日

内容:北海道内の防風林には、保安林に指定されている幅の広い幹線防風林と、農家が植えた、幅の狭い耕地防風林がある。この二つはあいまって農地に防風効果を与え、農業生産に貢献している。しかし、その面積や延長は、かつてと比べていずれも大きく減じている。防風林は防風効果以外にも、特徴ある景観を作ることで文化、観光、教育に貢献し、さらに動植物の生息地や移動経路となることで生物多様性の向上にも貢献している。しかし、現在の幹線防風林は組成が単純なこともあり、生物多様性の向上にも貢献している。しかし、現在の幹線防風林は組成が単純なこともあり、生物多様性の向上に関して十分に機能を発揮できていない面もある。一方、耕地防風林は現在の延長距離を維持できるか、楽観が許されない。そこで、防風林が持つ生物多様性をさらに増進するために、イギリスにおいて農村環境スチュワードシップの名で行われている農家への補助金である環境支払いを、日本においても防風林の新設や改善、管理に対して行うことを提案した。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第54号 大雪山国立公園トムラウシ地区における地熱発電計画に反対する十勝自然保護協会の取組み 川内和博著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2016年2月25日

内容:2013年6月、大雪山国立公園のトムラウシ温泉周辺で電源開発株式会社が地熱発電の調査を計画していることが明らかになった。これは2012年3月環境省が国立公園内での地熱発電の制限緩和を決定したことを受けての動きであった。そして2013年9月新得町長は初期調査に問題ないとの態度を表明した。十勝自然保護協会は電源開発株式会社と何度かの話し合いをへて開発計画に反対するとの方針を固めた。新得町内2団体(新得おもしろ調査隊・十勝川源流部を考える会)とも連携し、さらに北海道自然保護協会・日本自然保護協会などを加え7団体の連名で、2014年10月電源開発株式会社・経済産業大臣・新得町長などに計画中止の要望書を提出した。その後、2015年4月に新得町でシンポジウム、帯広市で講演会を開催し、反対を訴えた。本論では、この間の経緯と反対運動の取組みを述べる。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第54号 4万1千年前、支笏火砕流堆積物が豊平川を堰き止めて”幻の湖「古藤野湖」”を形成した 関根達夫著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2016年2月25日

内容:4万1千年前、支笏火山が巨大カルデラ噴火し、火砕流堆積物が札幌市から千歳市・苫小牧を含む広範囲を埋め尽くした。もしも今、噴火したら250万人の人命が失われると言われている。その支笏火砕流堆積物が豊平川の下流域を堰き止めて、”幻の湖「古藤野湖」”(仮称)を形成したと考えられる。豊平川の堰止湖については、東海大学の石井次郎教授も述べている。想定している古藤野湖は藤野から小金湯にかけて広がる、湖面標高は245m、延長は11㎞の湖である。

資料提供元:北海道自然保護協会

論文・論説

北海道の自然 第54号 「北海道の天然記念物」アポイ岳高山植物群落 水野洋一著

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2016年2月25日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

意見書・提言書

風力発電が引き起こす環境問題の解決を求める緊急要請

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2016年2月9日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

報告書

ラブアース・クリーンアップin北海道2015 活動報告書 

発行元:NPO法人 北海道市民環境ネットワーク「きたネット」

発行年月日:2016年1月30日

内容:北海道のより良い環境を未来の子どもたちに残していくための全道一斉のごみ拾い活動、「ラブアース・クリーンアップin北海道」の2015年活動報告書。

資料提供元:きたネット

ニュースレター・会報

北海道自然保護協会会報 168号

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2016年1月25日

内容:石狩市内風力発電施設からの超低周波音と健康被害(1)。夏休み自然観察記録コンクール入選作品展示会実施報告。三角山の人工緑化問題。自然を語る会③報告(10月)「ニホンザリガニと外来ザリガニl~ザリガニの生態・ニホンザリガニの人と関わり外来ザリガニ問題~。自然を語る会④報告(11月)「偕楽園とメムの変遷」。自然保護大学報告1.「植物から見た北海道の自然保護」2.「私の自然保護運動一大雪山からの出発一」3.「アメリカの自然保護運動・自然保護思想一比較の中の自然保護法-。蘭越自然探検隊紹介。お知らせコーナー。2016年度定期総会と講演会のお知らせ・理事候補者立候補のお願い・山小屋宿泊自然観察会のお知らせ。活動日誌・要望書など。

資料提供元:北海道自然保護協会

意見書・提言書

 (仮称)大滝風力発電事業計画段階環境配慮書に関する意見

発行元:一般社団法人 北海道自然保護協会

発行年月日:2016年1月12日

内容:

資料提供元:北海道自然保護協会

書籍

ていねいな発展(Human Scale Development)

発行元:一般社団法人 サステナビリティ・ダイアログ

発行年月日:2016年1月

内容:チリの経済学者マックス・ニーフが提案する、幸せのための経済学「Human Scale Development」の2章の翻訳版

資料提供元:きたネット

パンフレット・冊子

エコエネルギーラリー EcoEnergyRalley

発行元:NPO法人 八剣山エコケータリング

発行年月日:2016年

内容:エコエネルギーラリー活動の紹介

資料提供元:きたネット

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